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vol.167:キッコーマン株式会社(3)〜キッコーマンブランドのご紹介〜 2017.04.13

キッコーマンさんはしょうゆが代表的な商品ですが、他にも様々なブランドを展開されていますね。

はい。トマトケチャップやトマトジュースなどの「デルモンテ」、みりんの「マンジョウ」、そのほかに「マンズワイン」が主なブランドとしてあります。
「デルモンテ」は実は歴史が古く、トマトジュースとケチャップは1963年に発売しています。1990年からはデルモンテのケチャップやトマトジュースといった加工食品に関して、アジア・オセアニア地域での商標使用権・販売権を永久取得したことからキッコーマンの主力ブランドの1つとして商品を開発し、販売しています。
「マンズワイン」も1964年に発売しており、50年以上の歴史があるブランドです。

ずいぶん早くから展開されていたのですね。

1950年〜1960年代の高度経済成長期のころ、キッコーマンの当時の経営者は「これからしょうゆは人口が増える分しか消費が増えていかない」と考えており、そこからキッコーマンでは「多角化」と「国際化」を進めていきました。

キッコーマンはそれまでしょうゆを中心に販売してきたのですが、海外のよいものを日本に紹介するという視点で、多角化を図ることを考えました。しょうゆは大豆・小麦からできていますが、デルモンテの主な製品はトマト、そしてワインはぶどうからできています。しょうゆと同じ農産加工品ということもあり、「デルモンテ」「マンズワイン」をはじめました。
日本の食生活に洋風化の流れをとらえたキッコーマンは、当時すでにグローバルブランドであった「デルモンテ」と提携し、トマトジュース、野菜ジュース、トマトケチャップなどを中心に「デルモンテ」ブランドの育成に努めてきました。

マンズワインは、しょうゆ醸造を仕事としているキッコーマンだからこそ本物のワインづくりをやるべきだということではじめたものです。「品質主義」にこだわり、厳選したぶどうで造った高品質なワインを提供しています。

「国際化」としては、日本でのしょうゆの消費の伸びが期待できないのであれば、海外へ進出しよう、ということを考え、日本企業ではかなり早く1957年にアメリカのサンフランシスコに販売会社を設立しました。1973年にはアメリカに現地工場を完成させ、現地生産を開始しています。今では、アメリカの多くの家庭でしょうゆが常備され、「KIKKOMAN」は”Soy Sauce”の代名詞となっています。また、海外での本格的な事業展開から半世紀以上が過ぎた現在、しょうゆはアメリカだけでなく100カ国以上で親しまれています。

以前オピ研で「豆乳」を取り上げ、紀文フードケミファ(現キッコーマンソイフーズ)さんにお話をお聞きしています。現在は「豆乳」についても、キッコーマンさんで製造・販売しているのですよね。

はい。2004年に紀文食品グループと資本業務提携をしておりました。現在は「鳥と太陽」のイラストのついたパッケージは変わらず、「キッコーマンの豆乳」としてひき続き皆さまにご愛飲いただいています。

健康意識の高まりから、最近は豆乳を飲む方も増えてきたのではないでしょうか。

豆乳ブームは今までに何回かあるのですが、1970年代にあったはじめの豆乳ブームではまだ豆乳の定義も曖昧で、飲まれた方の中には「おいしくない」といって飲むのを止めてしまわれた方も多かったのです。 1990年代くらいからは技術が発達してきて臭いを数値化できるようになり、「豆の青臭さ」が減らせるようになってきたので、それからはできるだけ青臭さのない豆乳を目指してきました。

そのようなことで今の豆乳があるのですね。キッコーマンさんの豆乳は、とてもたくさんバリエーションがありますよね!

当社としては、豆乳を毎日飲む人を増やしたいと考えています。 豆乳をあまり飲まれないような方向けにも手に取っていただきやすいように、バリエーションを数多くそろえています。いろいろな味があることで、豆乳を飲むきっかけになればと思います。

1番新しく出ている商品はどのようなものですか。

2017年2月に「焙煎大豆 調製豆乳」「焙煎大豆 無調整豆乳」を新商品として発売しました。 豆乳を無味・無臭にしても「飲みにくい」と感じる方もいる中で、日本人は香ばしい物を好む人が多いと言うこともあり、逆転の発想で、焙煎した大豆を使った少し香ばしい豆乳として焙煎大豆の豆乳を新しく発売しています。 この焙煎大豆の豆乳は、フレーバーではなく大豆の香ばしさや大豆のおいしさを楽しんでいただけるものになっています。今まで調製豆乳が苦手だった方も「飲みやすくなった」と評価して下さる人もいるのですよ。

新しく豆乳を飲まれる方が増えるといいですね。

そうですね。豆乳を毎日飲まれる方は、何かを混ぜて飲まれる方がとても多くいらっしゃいます。例えば青汁、コーヒー、紅茶と混ぜたり、スムージーを作ったりされています。そういった中で当社でも、きな粉や生の野菜など「何かと混ぜて豆乳を毎日飲む」というご提案をしています。

豆乳も飲みやすくなるよう工夫されているのですね。 次回は、キッコーマンさんの行っている「食」についての取り組みをご紹介します。

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