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vol.167:キッコーマン株式会社(1)〜和風そうざいの素「うちのごはん」〜 2017.03.30

しょうゆメーカーとしておなじみのキッコーマンさん。
実は、おそうざいの素を作っていることをご存知でしたか?
今回はキッコーマンさんの和風そうざいの素「うちのごはん」についてお話をお聞きしてきました。
また、「キッコーマンといえばおしょうゆ」と思われる方もたくさんいらっしゃると思いますが、焼肉のたれやケチャップ、ワイン、豆乳なども展開しています。これらの商品の歴史や、食育活動などについてもご紹介します。

今回お話を伺ったのは、
キッコーマン食品株式会社
プロダクト・マネジャー室 田振さん(写真)です。

まず、「うちのごはん」はどういった商品か教えてください。

「うちのごはん」は家庭で一から手作りする味と変わらないおいしさを、簡単に作ることができる和風そうざいの素です。
野菜などの旬の食材や身近な食材1〜2品と合わせて、炒める、煮るといった"ひと手間"を加える事で手軽に和風のおそうざいを作ることができます。毎日の献立に手軽に加えられる一品として、また、時間がないときやおかずが足りないときに「すぐできるもう一品」として、発売以来、幅広い世代から支持されています。
現在は、期間限定商品を含めて今では約40種類ほど展開しています。2002年に発売を開始し、今年で15周年となる商品です。

しょうゆメーカーからおそうざいの素というのがすぐ結びつかなかったのですが、
おそうざいの素を作っていこう!というきっかけはどんなことだったのですか。

働く女性の「料理を簡単にすませたい」という志向が背景にあります。
その中で和風の料理を簡単に、でも最後に自分でひと手間加えて…というような、調理を簡単にするものがあったら使いたい!と思う人がいるのではないかと考えていました。
2002年の発売以前は、和風のメニューをそうざいの素などを使って作るという考え方があまりありませんでした。家庭での和食は、元々しょうゆやみりんを使って作っていたもので、それが1990年代ごろに、めんつゆやたれ類など、あらかじめ複数の調味料を調合したものを使って調理をするようになっていきました。
働く女性が増え、仕事や子育てに忙しくなると調理にかけられる時間も限られます。また、料理はあまり得意ではないと考える人も増えてきているという背景もあります。こういった忙しい女性や料理に自信がない女性に「うちのごはん」のような、和食を簡単につくることができるものがあったら「使いたい!」と思う人がいるのではないか、と考えたことが開発理由です。

そうだったのですね。確かに現代の女性は、仕事に子育てにと忙しくしていますね。

例えば、マヨネーズなども、昔はそれぞれの家庭で作っていました。今ではマヨネーズを買うことは当たり前になりました。食の多様化や、簡便化が進んでいく中で、当然「和風」でも同じような事が起こるだろうと考えました。

料理の中でも特に和食は「自分で作ることができるもの」と思われていました。料理が得意な人からしてみたら簡単と思われている事でも、実際に作るのは大変。「和食だから自分で作らないと」「作ることができる」と思っていても、うまく作れない。「和食は食べたいけど、自分で作れないから外で食べる」という人もいたのです。
そのような中で「うちのごはん」を使えば簡単においしく和風メニューを作ることができる、ということで、たくさんの方に手に取っていただけるようになっていきました。

「うちのごはん」という名前も、あたたかみがあって素敵ですね。
この「うちのごはん」という商品名にはどのような思いが込められているのでしょうか。

「うちでつくったようなごはん」ということを込めた名前です。
「うちで作ることができるのなら、おそうざいの素を買わなくてもよいのでは?」とも思われそうですが、「うちで作ったようなごはんだけど、今の時代はおそうざいの素を使ってもいいよね」という食への考え方です。
例えば、中華料理の素やハンバーグの素のようなものは、お店で食べていたものを家でも食べたいけれど作り方がわからない、というニーズから生まれた商品です。では、そもそも家で食べるごはんでも、そうざいの素を使って簡単に作ってもよいのでは、という提案でもあります。
本来、家で作っていたようなごはんを作るためのものだから、化学調味料無添加で、着色料も香料も使わない。どの家にもあるような調味料で作りました。

「うちのごはん」の開発の背景がよくわかりました。時間がないときでも一品ができてしまうのは便利ですね!もう一品が増えると食卓が華やかになりそうです。
次回は、「うちのごはん」のこだわりについてご紹介します。

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